当研究室では、開設以来、診療実践に重きを置きながら、研究室主任である精神科神経科教授・中尾智博の下、臨床研究・診療に日々取り組んでいる。
研究は、強迫症・ためこみ症・ADHD(注意欠如・多動症)・うつ病を対象に、画像解析、神経心理検査、生理学的指標を用いた臨床研究を行い、様々な雑誌や国内外での学会で発表している。これまで発表した論文については「業績」のページを参照されたい。
診療は、強迫症・ためこみ症・ADHDを主な対象に、認知行動療法を中心とした専門的外来と入院治療を行っている。症例を多面的に検討できる場として行動療法カンファレンスを定期的に開催しており、主にレジデントや大学院生が症例を発表し、当研究室の教官や研究室出身の専門家医師らと共に協議している。最大の特徴は、患者本人が部分的にカンファレンスに参加し、参加者から質問や助言を直接受ける点である。このことにより、治療者は豊富な情報を得る事ができ、病態のアセスメントや今後の方針について、より精度が高い議論がカンファレンスで可能となっている。発表者と患者さんにとって、治療の一助になることは勿論、研究室員のみならずレジデントやコメディカルスタッフを含む全参加者の臨床能力の向上を目指し、本カンファレンスは長年継続している。
また院内や関係者にとどまらず、厚生労働省が主催する認知行動療法研修や日本不安症学会、認知・行動療法学会でのワークショップでは、強迫症治療について知識や経験の共有を行い、認知行動療法の普及を目指す活動を続けている。
今後も実臨床からの学びを大切に、研究と臨床を精力的に実践していきたい。
行動療法研究室ホームページ
当研究室では、開設以来、診療実践に重きを置きながら、研究室主任である精神科神経科教授・中尾智博の下、臨床研究・診療に日々取り組んでいる。
研究は、強迫症・ためこみ症・ADHD(注意欠如・多動症)・うつ病を対象に、画像解析、神経心理検査、生理学的指標を用いた臨床研究を行い、様々な雑誌や国内外での学会で発表している。これまで発表した論文については「業績」のページを参照されたい。
診療は、強迫症・ためこみ症・ADHDを主な対象に、認知行動療法を中心とした専門的外来と入院治療を行っている。症例を多面的に検討できる場として行動療法カンファレンスを定期的に開催しており、主にレジデントや大学院生が症例を発表し、当研究室の教官や研究室出身の専門家医師らと共に協議している。最大の特徴は、患者本人が部分的にカンファレンスに参加し、参加者から質問や助言を直接受ける点である。このことにより、治療者は豊富な情報を得る事ができ、病態のアセスメントや今後の方針について、より精度が高い議論がカンファレンスで可能となっている。発表者と患者さんにとって、治療の一助になることは勿論、研究室員のみならずレジデントやコメディカルスタッフを含む全参加者の臨床能力の向上を目指し、本カンファレンスは長年継続している。
また院内や関係者にとどまらず、厚生労働省が主催する認知行動療法研修や日本不安症学会、認知・行動療法学会でのワークショップでは、強迫症治療について知識や経験の共有を行い、認知行動療法の普及を目指す活動を続けている。
今後も実臨床からの学びを大切に、研究と臨床を精力的に実践していきたい。
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